柔道整復学理論
-国家試験対策-
総論
-関節の損傷5(捻挫脱臼)-
脱臼の合併症
脱臼の整復障害
脱臼の経過と予後

脱臼(腱脱臼を除く)

脱臼の合併症

骨折

骨折を伴う脱臼脱臼骨折⇒整復困難、治療日数も長い

脱臼骨折が近接部位で同時発生⇒脱臼から先に整復する
続発症 関節窩縁骨折の放置による反復性脱臼

 

軟部組織の損傷

◇開放性脱臼⇒細菌感染により化膿の危険を伴う

関節包の損傷⇒必発
(顎関節、股関節中心性脱臼、動揺性関節による関節脱臼、病的脱臼では一般的に関節包の断裂はみられない)

◇靭帯および腱損傷⇒軟部組織の損傷中最も多い

続発症 靭帯断裂の放置による動揺関節

 

内臓器の損傷

◇股関節中心性脱臼に伴う骨盤内臓器の損傷

◇胸鎖関節後方脱臼に伴う食道などの損傷

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脱臼(腱脱臼を除く)

脱臼の整復障害

整復障害とは…

脱臼非観血的に整復する際に遭遇する種々の障害

関節包による整復路の閉鎖 (ボタン穴機構)

関節包による整復路の閉鎖

(ボタン穴機構)

脱臼した骨頭が関節包の損傷部位(裂孔)に入り込んでしまった状態のこと。洋服でボタンが穴からはずれないのと同様の状態。

 

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掌側板または種子骨嵌入

掌側板または種子骨嵌入

掌側板または種子骨が関節面に嵌入して整復不能となる。

Ex.第1中手指節間関節/第1中足趾節間関節

 

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その他の整復障害

筋・腱、骨片による 整復路の閉鎖

筋・腱、骨片による

整復路の閉鎖

◇第2指MPj背側脱臼

◇上腕骨内側上顆骨折

 

〇第2指MPj背側脱臼

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〇上腕骨内側上顆骨折

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支点となる骨部の骨折による欠損

整復に際して支点となるべき骨部骨折による欠損

Ex.関節窩縁の骨折を合併している

 

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関節包・補強靭帯・筋の緊張

関節包ならびに補強靭帯および筋の緊張

各関節の脱臼において、強い筋緊張が整復障害の要因になりうる

 

陳旧性脱臼

陳旧性脱臼

モンテギア骨折時の橈骨頭脱臼見逃しetc

 

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脱臼の整復について

脱臼した部位の筋緊張が強く出ているときは、すぐに整復動作に移るのではなく、しばらくベッドなどに横にさせておくなどしてリラックスさせ、筋緊張を減少させてから整復を行ったほうが整復しやすく、整復時の疼痛も軽減する。

 

脱臼(腱脱臼を除く)

脱臼の経過と予後

脱臼の経過…

整復固定⇒出血の吸収、断裂した関節包は肉芽を形成⇒瘢痕治癒⇒滑膜で再被覆

予後良好

単純性新鮮脱臼かつ、的確な整復・処置が行われたもの

予後不良

長期間の固定 関節包,靭帯の萎縮,関節拘縮の発生 関節機能障害をきたす
脱臼骨折

骨折が治癒しても、関節強直が発生するものがある

骨膜の損傷が大きいものは過剰仮骨が発生する場合がある

反復性脱臼

脱臼肢位が不良

◇固定期間が不十分

◇早期使用

◇関節構成組織の損傷

◇初回脱臼年齢が若い
関節支持性の低下 筋作用や軽度の外力が加わるだけで容易に脱臼する

陳旧性脱臼

◇数週間脱臼したまま放置

◇不完全な整復のまま時間経過

関節包の損傷部と脱臼した関節端が癒着

◇関節を構成する軟部組織拘縮の発生

◇筋肉の線維化が生じ、筋機能の低下・消失
整復不能

 

参考・引用

文献・書籍

柔道整復学理論編改定第6版

②プロメテウス解剖学アトラス第2版解剖学総論/運動器

③標準整形外科学第13版

柔道整復師 イエロー・ノート 臨床編

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