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□脊柱管内に突出した椎間板により馬尾神経根が圧迫され、坐骨神経痛を引き起こす疾患と定義される。

腰椎の前屈が制限

神経根刺激徴候により主訴である下肢痛が誘発

下位：SLR・ラセーグテスト陽性

画像診断法

□単純X線、MRI、CT、脊髄・椎間板・神経根造影などを段階的に行う。障害高位を確定診断する

臨床上

腰仙部神経根に対する代表的な神経伸張テスト

患者背臥位、患肢の股関節中間位。踵部を一方の手で支え

膝関節伸展位を保持するために他方の手を膝蓋骨の上におき、

矢状面上にゆっくり挙上する。健常者は70-90°まで疼痛を伴わず

挙上可能であり、途中坐骨神経に沿った疼痛を訴える場合には、

腰仙部神経根に対する代表的な神経伸張テスト

患者背臥位、患肢の股関節中間位、股関節・膝関節90°。

踵部を一方の手で支え、膝関節を保持するために他方の手を

膝蓋骨の上におく。また実施者の膝を患肢膝窩部に置く。

矢状面上にゆっくり膝関節を伸展する。

SLRと同様の角度で坐骨神経に沿った疼痛を訴えた場合

□進行する神経麻痺は緊急手術が適応。それ以外は保存療法を段階的に行う。