人の身体の働きとして、外部(身体の外)の環境に対して内部(身体の内)の状態を一定に保とうとする働きがある。これをホメオスタシス(内部環境の恒常性)といい、この働きにより気温などによる体調の変化を一定にし、身体のバランスを保っている。
1日が24時間に対し人の身体の概日リズムは24.5時間と言われている。この0.5時間のズレが日光を浴びることで、視交叉上核が光刺激を受容し体内時計に働きかける「睡眠ホルモン」と呼ばれるメラトニンの分泌を調節し体内時計がリセットされる。または食事をすることでもリセットされている。起床して朝食を取ることで胃や肝臓などの臓器から血管などの末梢の臓器が刺激を受け、その刺激が全身に伝わり活動することで体内時計がリセットされる。この時間軸も健康であるために必要であると言える。